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ウェディングドレスとは違う白無垢の「白」

最近は、和装が復活して来ましたね。
私は和装が大好きです。

そこで、今日は、和装の豆知識をご紹介します。

「白無垢」は実は死装束なのです。死ぬ覚悟で嫁ぐ。
家を背負う武家の花嫁の覚悟を表わすものと言われています。
胸に入れる懐刀(小刀)も、その強い意思が表わされています。

婚家のどんな色にも染まるといういわれも、一般的にはよく聞かれるものですが、、
もっと深く、重い、「白」の意味が隠されているのです。
豊かさと高貴の象徴であるウエディングドレスの「白」に対して、白無垢の「白」は精神的な崇高さが様式美となったものなのです。

家と家という結婚観は、時代と共に大きく変わりました。
でも、結婚式が人生の節目となる事は、今も昔も同じです。
花嫁衣裳を着る貴女の心の中に「白の覚悟」を見てみるのも良いことかもしれませんね。

私も自分の結婚式の時は神前式で白無垢を着ました。

母と兄からは「嫁いだら何があっても絶対に戻って来るな」と言われました。

その時に、母と兄に対して、ちょっと~。こういう時って、「本当に辛くなったら戻っておいで」って言ってくれるんじゃないの~?って思ったのを覚えています(笑)

長谷川家には、この感覚が充満しています。

まぁ、そのお陰で結婚生活が維持できてる部分も大いにあるのかもしれません。
何度、北海道に帰りたいと思った事か…。
父が生きていたら「そんなに辛かったら帰って来い」って言ってくれたはずだって亡くなった父を思い出し、何度泣きくれたかしれません。別に主人が悪いわけではないですよ。

生まれ育っていない土地で暮らす事の辛さは本当に身にしみました。

しかし、戻って来たら駄目って言われているので、戻れないのでした。
それは、母が私を嫁がせる覚悟が出来ていたんでしょうね。

今は、そうしてくれて、本当に良かったです。
人間、慣れていくものですね。
この大阪は、私の第二の故郷になりました。
大好きです 離れられなくなりました。

しかし、私の兄は、自分の娘には、「何があっても帰って来るな」と言えないらしいですヾ(▼ヘ▼;)オイコラ!

「妹よ」っていう曲を知ってるかー?兄が嫁ぐ妹を想う歌だよ。
このCD送りつけてやろうかと思いましたよ(笑)

しかし、その兄とは年を重ねるにつれて、兄妹だなーと実感します。
兄もそんな感じです。

北海道に帰ると、いつもお酒をくみかわし、その時はいろんな話をします。
兄の言葉からも「祐ちゃんとじゃないと解り合えない事もあるよな」なんて言葉が出てきたりします。(すいません。兄は、まだ私の事を”祐ちゃん”と呼ぶ事が、時々ありあます他には”ゆう”とかお前とか呼んでます)

覚悟…結婚だけではないかもしれませんね。

プロになるには、どんな仕事にも、ある程度の覚悟がいるのかもしれません。
覚悟とまではいかなくても、”決める”事は必要かもしれませんね。